現在、丸子地域の国道254号沿いに道の駅「まるこ」(仮称)の整備が計画されています。2020年9月に三才山トンネルが無料化されて交通量が増加した一方、トイレや休憩施設が廃止されたため、地元から休息施設や避難場所の設置要望が提出されたことが背景にあります。
場所は、地図の候補地③の部分。
平井寺トンネルから松本方面に進んだ場所で決まっています。
施設には、休憩機能、情報発信機能、地域連携機能、防災機能を持たせる計画です。
上田市が示した基本構想については、こちらをご覧ください。
現在、まだ構想の段階で、これからどういう【地域振興機能】を設置するかや、管理運営を公営か民営方式でやっていくかも検討段階にあります。
これを踏まえて、先日、近隣で気になる道の駅の現地調査をしてきました。簡単に、それぞれの良かった部分や特徴を一部紹介させていただきます。
①長野県塩尻市・小坂田公園
今年4月にリニューアルされたばかりの施設。天然芝のサッカー場は、ネーミングライツ制度を導入されている(年額35万円)&松本山雅FCのクラブハウス併設で練習場としても使われます。
食事・売店は、7月オープンだったので残念ながら見られなかったですが、遊具のある公園、ゴーカート場、BBQ場、マレットゴルフ場など、市民も利用できる場所となっていました。
特に、ちょうど行った日の前日にサッカー場のこけら落としで、試合があり、1,000人を超える人が応援に駆けつけていて、定期的に人の集まる要素もしっかりと考えられている部分が印象的でした。
★プチ共有
屋根が開閉式のベンチが設置されている施設がいつかあり、炎天下でも安心して休憩できる場所があるのはすごく良いな、と感じました。
②山梨県北杜市・道の駅こぶちざわ
八ヶ岳の麓にある道の駅。近くには、アウトレットもあっておしゃれな雰囲気が入口から漂っていました。結構、どんなお花を植えるかによっても施設の見え方って変わってきますよね。(ずっとある施設って、マリーゴールド、サルビア、パンジーなどが使われていることが多いように感じる)
ここはおしゃれなおみやげアイテムが多かった印象。高原のパン屋さんやジャム屋さんもあって、色々とおみやげ選びを楽しめました。私は、山梨のちゃぶ台ワイン(一升瓶ワイン)を購入。
本格的なイタリア料理のお店もあって、施設にマッチしていました。ここに寄れば、山梨の人気の商品はほぼゲットできる印象でした。
③山梨県富士河口湖・旅の駅kawaguchiko base
2022年6月にできたばかりの、センス力抜群の道の駅。「新しいからよく見えているんでしょ」ってご意見をいただいたんですが、もちろん新しいのはよく見える要素だとは思うんですが、施設の建物の色の使い方から構造まで、良く考えられているな、という印象を強く受けました。それと、何が惹きつけられたかって、ここでしか出会えないアイテム(オリジナル商品)が充実していたこと。
◇山梨県産のとうもろこしが練りこまれたほうとう
◇パッケージがおじさん!?なコーンポタージュ
◇生豆を富士山の水で洗った旅するコーヒー
などなど、これ以外にも本当にユニークなものからおしゃれなものまでさまざまなラインナップがありました。
また、地元山梨県内の個人のワイナリーさんのワインも多数並ぶ大きなセラーがありました。
さすが元祖ワイン王国です。なかなか個人のワイナリーさんをすべて周るのは時間もかかるので、こうやってワインに出会うことが、次の旅へのきっかけにもなってくれるんじゃないでしょうか。
しっかりとたくさん購入させていただきました♪
飲食スペースは、こちらもまたおしゃれな雰囲気。
わんちゃんのリードフックもあって、愛犬と優雅なカフェタイムも楽しめそうです。
緑で目隠しされているのも素敵な配慮ですね。
この旅の駅は、リピートして訪れたくなる仕掛けが多く、実際に私もリピートしたい場所です。本当に魅力がありすぎたので、ぜひ河口湖周辺に行かれる方は、立ち寄っていただきたいです!
④山梨県小菅村・道の駅こすげ
こちらの駅は、多摩川の源流にほど近い場所にあり、大自然が感じられます。大月市の市街地から車で約30分ほどかかりました。
特徴は、全国の道の駅で初めて”ふるさと納税の自販機”が設置されたこと。
なぜかというと、小菅村の人口は677人。交通と人と物のハブになる道の駅をきっかけに交流人口を増やそうとしているアイデアには非常に感銘を受けました。こういうアイデアセンスって、急に湧いてくるものではないので、センスのある関係者が内部にいるということも必要だと改めて感じました。
温泉とフォレストアドベンチャーが併設されているので、今の時期からレジャースポットとして絶好の場所ですよ。
2月現在の全国の道の駅数は、1,204駅。(北海道127、岐阜県56、長野県54、新潟県42…)「道の駅」の中には、運営ノウハウの蓄積や組織強化がされている場所がある一方で、適切な運営主体が確保できず経営が難しい場所があったりと、これから更に格差が大きくなっていくことが予想されます。
どのような道の駅を設置して、誰がどう経営するかは自治体の能力だと思います。利用者の方も地域コミュニティも豊かになる場所にできるよう、引き続き意義のある研究を重ねていきます。
ちなみに…
今度は新潟方面にも行きたいと思っています。新潟にもユニークな道の駅が最近増えています。ここで2施設の情報を共有させていただきますね。
☆新潟県南蒲原郡田上町・道の駅たがみ
↑小学生が考えた田上のキャラクターが商品化されがちゃがちゃの商品に!
↑地元商店街の再生に寄与したクリエイティブ集団hickory03travelersが運営
☆新潟県新発田市・道の駅加治川
民間運営の場合は、こういうセンスもかなり重要になってきますね。また、最新の情報があり次第共有させていただきます。
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